パチスロにて約700万円を失っていたという現実を今から直視することになります。
さて、どうしたもんか、と。
あまり深く考えずに答えを出すなら“離婚“です。僕のお金にまで手をつけてギャンブルに金を使い込むし、嘘をついてまで行くんだから何を言っても信じられないし、夫婦の会話で常に疑心暗鬼になるとかもう無理だろ…って思うわけです。
いろんな感情がありながらも、この時点ではもう離婚するしか考えられなくて。
「離婚だな…これじゃこの先一緒にやっていくのは無理だわ。経済的なこともあるし子供らは任せられないから俺が親権持って育てるから。養育費も要らんから家から出て行ってほしい。パチスロに使い込んだぶん財産分与は無しで。この条件で協議離婚の形を取りたい。」
と。
妻の返事は「離婚だと言われてもしょうがない。けど子供たちの親権は私が持ちます。」とのことでした。
どう言われても子供たちと離れることは嫌だ、と。離れたくないはわかるけど僕からしたら渡せない。いろいろと手をつけちゃダメなお金にまで手をつける、何年間も嘘をつき続けた妻に親権を渡せるわけがない。
多少の話し合いをしたけど、これはもう感情論をぶつけ合うだけになるので当事者2人がいくら話しても解決しない。もう離婚調停なり裁判なりやるしかないのか、って話になって。
僕の身内や友達の中に親権を争って裁判までしたケースもあるし、ひとの離婚の相談にも乗ってきたけど、いざ自分がそうなるとふと「あ、俺も離婚するんか…なんか日本国民の4人に1人だとか3人に1人だとか聞くけど俺もなんかぁ。。」
なんて考えながらも、なんでそもそもこんなになるまで使い込んだんやろ?と疑問をもちまして。
疑問に思うととにかく調べるのは僕の習性。自分でも理解してるけど気になったらある程度納得するまで調べないと気が済まない性分でありまして。
調べるにあたり「パチスロ 妻 使い込む」とかなんかそんなワードで検索したのが最初だと思います。
そうこうして調べてるうちに、このブログのタイトルにあるようにそこに辿り着いたんです。
「あれ?これ妻は“パチスロ依存症”なんじゃないか?」って
タイトルにもあるしここまで妻は依存症って書いてきたけど、この時に僕は初めて依存症だこれはって思ったんです。
依存症という言葉自体は知ってたけど、それがいったいなんなのか、は全く勉強したことがないし知らないことです。
依存症という言葉は皆さん聞き覚えがあるとは思います。芸能人の薬物依存だったり、最近では若者のゲーム依存、スマホ依存、SNS依存という言葉もあったり、僕らの親世代ではアル中(アルコール中毒)、ニコ中(ニコチン中毒)なんてのもあります。
妻の場合はギャンブル依存症、パチスロ依存症にあたるヤツです。
依存症なのかな?って思った時は調べる方法があるみたいで。
ぼくの場合は妻ですが、これが逆に夫だったり、よくあるケースは息子さんがギャンブル依存症で親が悩んでる、とか。
それを調べるのに依存症の疑いのある人を持つ家族に向けてのQ&Aみたいなものがあり、僕がやったのは質問事項が20項目あり、その6項目以上該当したら依存症の疑いってヤツなんですが、10項目当てはまったことから、妻は依存症なのかなって判断したところです。
別の記事で後述できればまた書こうと思うけど、質問は借金してまてやってるか、嘘をついて外出するか、期間がどれくらいとかそんな感じの質問です。
これにて妻がパチスロ依存症ということを疑う、というか、心療内科にて診断してもらえばコレ!という答えが出るのかもしれないけど、もう普通に見てこれは依存症だろう、と判断しました。
依存症だと断定した上で、じゃあどうするのかって話です。依存症だからしょうがないよね、じゃ済まないんです。
これは病気なのか、病気ならどうやったら回復するのか、完治するのか、いろいろ調べないことにはどういうものなのかわからない。
調べてみると、いろんな方がその当事者、または家族としてYouTubeやブログで発信してます。再生回数から見るに数百回、数千回、高知東生さんみたいな有名人がやってる動画でいって数万再生というニッチな世界の話です。
高知東生さんは薬物依存症でしたが、高知東生さんと田中紀子さんがやってるYouTubeチャンネル「たかりこチャンネル」は様々な依存症をテーマにその問題点や解決策を当事者を交えながら語ってくれます。オススメです。
ギャンブル依存症ってそんなにメジャーな話ではないんです。年々増加傾向にあるとか、隠れ依存症だとか依存症予備軍とかそんなのをいれても日本で数十万人。人口の割合からして1%未満の話です。
ここらへんで記事を区切ります。
こんな感じで次からも依存症について深掘りしていき、自身で文章にすることで理解を深めたいと思います。
いま現在、妻の脱パチスロ3週間を迎えたところですが、文中にあった離婚はしてないし様々なことに前向きに行動出来てるところではあります。