今回の記事は僕の学生時代によく連んでたパチ仲間と再会した件について書きます。今漢字変換して初めて知ったんですが、つるむ(連む)ってこの漢字なんですね。。
今日の仕事中の話。僕は店舗型の自営業をしていて、営業中に友達Mが来店してくれました。
友人Mとの出会いから順に書いていきます。
友人M(以下M)とは高校時代からの友人で、Mは僕の1つ先輩になります。僕らは高校というか高専だったので5年制なのと、どの学年、どのクラスもそこそこの率で留年する人間がいますが、Mは1コ上の学年から留年して同じクラスになった友人です。
あの頃の僕が通ってた高専はかなり自由な校風だったのでタバコ、酒、ピアス、バイク、パチスロ、麻雀…人によっては薬物みたいなのもいましたね。今考えたら凄いことです。
1つ上の先輩だったMたちはその辺りの遊びや悪さ?をひとしきり嗜んでて、留年したのが7人もいてその中の1人がM。
僕もその辺りの嗜みは心得ていたのですぐに仲良くなりました。
Mと一緒に学校サボってパチスロに行ったり、夜を徹して麻雀をしてそのまま登校したりなんてことはザラにやってました。パチスロなんて200-300回は一緒に行ったと思います。
パチスロや麻雀の腕って言うんですかね、知識や考え方や姿勢も近いものがあったので仲良く連んでました。
そんなMは高専の最上学年5年生の時にまたも単位が取れずに留年してしまいます。僕は卒業しましたが、Mは学校を辞めてしまいました。
「留年しても遊ぶ友達もいないし、もういい加減遊んだし、高専を卒業することに興味ないし、改めて人生考えてみるわ」的なことを言ってたように記憶してます。
僕が20歳、Mが21歳の時にお別れ。その後数ヶ月した頃に近況報告みたいなので一度飲んだっきり、しばらくは疎遠になってました。
再会は僕のお店。10年前に起業したんだけど、特に友達に向いて連絡とかもしていないし、学生当時の友達だちはおおよそ県外に出てるものだから近くにいるとも思ってませんでしたが、、
突然Mがお店に来たのが4年前くらいかな?なんの連絡もなくいきなりの来店。約20年ぶりの再会でした。
M「ネットかなんかで見たらこのお店やってるの高専の時の僕君じゃないか?隣の市やし行ってみよ、って思って来てみたらやっぱり僕君じゃん笑」
って感じのノリで。
お互い20年も経ってたけどやっぱり印象って変わらないもので。ノリも変わらないもので。20歳から40歳になる20年間なので僕もMも仕事なり家庭なり環境には大きな変化があったのでそれを報告しあったり。
奇遇なことに少子化なんのその、お互いに子供4人いて。
僕は学生時代を過ごした地元でそのまま自営業をしていますが、Mは隣市に嫁子供4人の6人家族で暮らしてる。仕事は医療系。臨床なんたら士?とか僕はよくわからんけどリハビリとかそーいうのらしく。
そんなMが今日来店してくれて、妻のパチスロ依存症のこともあり、僕もMも学生当時はパチスロ依存症みたいな状態にあったし、そもそもMは今もパチスロとかしてんのかな?と思って聞いてみました。
僕「そーいや今でもパチスロしてんの?僕はもう10年くらい行ってないけど、どう?」
M「あー、俺もそのくらいの時期から行ってないなぁ。なんか辞めた時期も同じやね笑」
僕「意識してやめたん?」
M「いやぁ、意識してないかなぁ。子供が大きくなってきたし、次が産まれるし、とか」
僕「ライフステージ的な感じかね?行ってる場合じゃないとか行く時間が取れなくなったとか」
M「そうやね。それもあるけどなにより勝てないし面白くなくなってきたのがデカいかなぁ。」
僕「あぁ一緒やね。似たようなもんか笑」
って具合の会話。同じ時代を生きただけあって、同じ形でパチスロからフェードアウトしてるのに共感しかない。
Mも言ってたけど、僕らがパチスロしまくってた西暦2000年は社会的にもパチスロの熱量が凄かったので、あの熱気を知っていると今衰退の一途を辿るパチスロに魅力を感じないのは当然かと。
加えてMが言ったこと。
M「社会人になると一緒に行く友達もおらんしね。やっぱ友達と行くのが楽しかったやん。遊びに行くみたいな」
あぁ。そうだな。めっちゃわかる。友達とゲームするとかカラオケするとかボウリングするとか、そんな感じの遊びが僕らにとってのパチスロだったな、って。
「おーい磯野ー、野球しようぜー」っていう中島くんと同じテンションでパチスロ行こうぜーってやってたもんな。
懐かしいわ。
同学年でパチスロしてたみんな、40人はいたけどみんなもそうやって辞めていってるんだろうか。
地元のパチ屋。閉店した店も多く、営業中のお店の駐車場に停まってる車の数が昔よりはだいぶ少なくなったけど、今もお客さんは一定数はいるし、今もまだペシペシ打ってる人もいるんだろうな。
と、そんな感じで昔連んでたMと、昔のパチスロしてた頃について話したことを記事にしました。
昔を知ってる、パチスロについて詳しく知っているからこそ躊躇なく辞めれたっていうのはあると思います。
で、Mから「なんでパチスロの話なん?もう今はやってないんやろ?なんで?」
そりゃ聞かれてもおかしくないわな。
Mと妻は関係性がないというか面識もないし、Mには話してもいいか、と思い、妻がパチスロ依存症で700万円のお金を失った話をしました。
妻の意向で妻と関係性のある人にはパチスロ依存症であることは話さないでいて欲しいと言われています。僕もそれは守っていますが、Mに話すのはまぁいいだろうと判断しました。
人に話すのはやっぱり少し気が楽になりますね。アドバイスとか共感を言葉でもらえるのは有難いです。
今回は昔のパチ仲間Mとのお話を書きました。妻がパチスロ依存症でさ…という話はまた次の記事に書きたいと思います。
それでは