今回のタイトルは釣りっぽい感じにしてみましたが、どうでしょう?ちゃんと釣りじゃなくて本当に良かったと思えることなのでご安心を。
いや、実際良かったなんてことはなくて。依存症なんてなければないが1番良いのはごもっともなのです。
そう。依存症の中で“パチスロ依存症”で良かった、という話。
同じギャンブルの中で言えば自分的に1番ヤバいのがオンラインカジノ。オンカジはそもそもが違法だということと、金額や時間に際限がないところが最もヤバいです。
ここに手を出そうとする人間は違法だってことくらいはスルスルっと抜けて手を出すんでしょうから違法かどうかは全く関係なくて、いつでもどこでもスマホでポチ、これで完結してしまうのがかなり危険です。
これをやられるとインターネット環境を取り上げるしか手の打ちようがないと思います。現代社会においてネット環境を取り上げて社会的に不都合なく生活することは無理でしょう。
妻がオンカジの知識や情報を得ていなくて本当に良かった、と思う次第。
ギャンブル依存症で次いでヤバいのが公営ギャンブル。競馬、競輪、競艇、オート。
これは開催日時が決まっているのが唯一の救いで、ギャンブルが出来る日と出来ない日がある、というのがいいところです。
ですが、賭け金は青天井。そこがとにかく危険です。言ってしまえば、10万負けたから次はオッズ2倍に10万賭けて20万にしたらチャラという発想が安易に生まれる点が危険。
オッズ2倍なんて超低いオッズで、そのレースの本命と言われるような買い目なので当たる確率がかなり高い、それに賭けるだけで全てが取り戻せる。ここに突っ込めるのがヤバい。
軍資金さえ準備出来るならかなり深いところまで追えるわけです。
妻の場合で言うとパチスロで700万円失ってしまっていても、僕(店)のお金や親に泣きついたり消費者金融や闇金でもとにかく700万円用意してオッズ2倍に張って当たりさえすれば一瞬ですべてがなかったことになります。
勿論の話ですが、当たりさえすれば、です。これが当たるなら破産者はいないし依存症なんかで誰も苦しまないです。
この絶対に当てなきゃいけないギャンブルをやっている時点でもう負けは確定しちゃってます。
水原一平も、井川意高もそう。負けちゃいけないギャンブルに負けたから表に出ちゃってるんです。
正確に言うと、負けちゃいけないギャンブルを何度かやっているけど、そこで勝つとまだ表には出ないけど、またその局面がやってきて、そこで勝ったとしてもまた次にその局面がやってきて…
という話です。依存症になると勝ち逃げ出来ないからどこかで必ず表に出ます。
公営ギャンブルの話からズレちゃいましたね。水原一平はスポーツベッティング、井川意高はカジノのバカラです。有名人でありながらギャンブル依存症と言われたのは近年ではこの2人じゃないでしょうか。
この2人はまた別記事で触れたいと思います。
公営ギャンブルについてまとめ。要するに賭け金が青天井だから追い続けると破滅する、ということです。
ギャンブル依存症の最後に、パチンコ・パチスロとなります。
パチスロをやらない人でもパチンコ屋を見たことはない、という人はいないんじゃないでしょうか。それくらい身近にパチ屋はあります。
そこかしこにあるパチ屋。基本週1休みでほぼ毎日営業してます。僕らの住む田舎だと駐車場も広々していて、ふらっと寄って遊んでふらっと帰るのになんの障害もありません。
なんら煩わしいことがなく、楽しい空間で遊べます。行かない人にはわからないでしょうけど、コンビニに行くくらい敷居が低いです。
パチスロの悪いところは気軽にいけるところ。
良いところは1日の上限が決まるところです。別に店側が決めているわけではないですが、時間あたりに使える金額もおおよそ決まっているし、そこそこに当たったりするので手持ちのメダルがある時は投資が止むし、1日負けても10-20万円くらいです。
1日で20万円負けてなにが“パチスロの良いところ“よ?って話ですが、ギャンブルに置いて1日のリミットが20万円にあるというのは大きいです。熱くなってしまうとどこまでも行ってしまうのがギャンブルですから。
営業時間の都合で23時に閉店するし、その後はどれだけ負けていようとも、ご飯食べたり風呂入ったら寝たりします。そこで一度熱を引くことが出来ます。
まぁ寝て起きたら昨日の負け、あの悔しさや惨めさを忘れてまたパチスロを打ちに行ってしまうんですが…
一撃で死ぬことはなく、ダラダラと続けるように依存させるのがパチスロの仕様なので、まんまと店側の思惑にハマってはいますが、一撃で死なないというのは本当に他のギャンブルとは違います。
裏世界は別として、表にあるパチ屋だとどれだけ負けたくても20万円、どれだけ勝ちたくても20万円(昔は勝ち100万円までありましたが)。低レートはあっても、現状より高レートにする倍プッシュみたいなモノがないので、そこはギャンブラーにとってもどかしくもあり、救いです。
以上の観点から、パチスロ依存症で良かった、という話になります。
あー、あと番外編になりますが、宝くじ。これもギャンブル依存症の1つです。宝くじはその性質上、依存症になる人は少ないですが、僕の中ではギャンブルのひとつ。
期待値・還元率という数字から見るとこの宝くじにお金を使うことがパチスロするより競馬するよりヤバいことは明白です。
“宝くじは愚者の税金“なんて言葉もあるくらいです。愚か者、つまりバカ。宝くじを買う人は「あなたはバカだから税金払ってくださいね」と国から言われてるんです。
ここでギャンブルそれぞれの還元率を載せておきます。
▫️オンラインカジノ 93-98%
▫️パチンコ・パチスロ 80-85%
▫️公営ギャンブル 75%
▫️宝くじ 46%
還元率というのはお客さんが賭けた(買った)金額に対してどれだけ払い戻すかの数字です。
公営ギャンブルはお客さんが10000円賭けたら、7500円をお客さんに返して、1500円を運営費、1000円を税金としています。
これを見てもパチンコ・パチスロってあんまり悪くないじゃん、っていう風にみえますが、還元率80%あってパチ屋の営業時間による時間制限があって、それでも何百万円というお金が溶けて無くなるのがパチスロなんです。
そんなパチスロより還元率の低いギャンブルはもっての外、還元率の高いオンラインカジノは四六時中、手元のスマホでポチポチできちゃうし、そもそも違法、、、
ね、パチスロが良く見えてくるでしょう。
いや、全然良くはないんだけど、ギャンブル依存症の中では良い方だなって思うんです。
ギャンブル依存症の克服に向けて、ギャンブル依存症ってなに?を知るひとつになればと思い書いてみました。
それでは