この記事は前回記事の続きになります。
預金通帳の履歴を確認し、ハイペースで減っていく預金残高。妻から出た言葉はパチスロに使ったとのこと。
それを聞いた僕の最初の感想としては、「うん、納得」ってところでした。
ここまで母とランチとか姉妹で小旅行とか、子供のなにかを買っただ、ゲーセンでUFOキャッチャーに使っただの言ってましたが、それを聞く限りじゃ「そんなことでここまでお金使うか?」ってのが感想でしたが、
パチスロと聞けばそれはもう納得。そりゃこのペースでお金が減っていくわって話です。
パチスロやパチンコをやったことがない人からしたらパチスロってそんなにお金使うん?ってなるかもしれないけど、僕は昔めちゃくちゃにパチスロ行きまくってたのでわかるんです。
通帳履歴の預金引出しに50000円ってあるだけでピンときます。「パチスロ打つ時の軍資金って50000円は要るよね」ってのが相場なんです。
ギャンブルしない普通の主婦さんなりサラリーマンの方なら「今週の食費で15000円」とか「週末に飲みがあるから10000円」とかそんな感じに通帳履歴として残るのが多いと思うんですが、
ギャンブルする人は負けた時にこそギャンブル熱が吹き上がるから50000円おろした次の日にまた50000円おろす、なんて普通じゃ考えられない連日の引出しが履歴に残ります。
家にあるはずだったお金がなくなっている、その理由がパチスロ。納得とともにもちろん怒りの感情も沸々と湧き上がります。
だけど声を荒げたり怒鳴ったり、暴言を吐くといったことはしなかったです。言葉にしにくいなんか変な感情でした。
もちろん怒ってはいるけど、呆れているし、失望してるし、今まで嘘をつき続けられたという悲しさも、感情がゴチャゴチャになりながらも事の次第を整理しないことにはどうにもなんないな、と。
通帳から200数十万円のお金がなくなったことがまず1つの事実。
僕らの家庭は基本僕がお金を握っていて、妻には生活費とは別に毎月80000円渡していて、これだけあればある程度のお金を残せるだろうから残った分は妻の口座に貯金してね、って渡していた毎月のお金も全てパチスロに。
加えて、子供たち4人の入学祝いや卒業祝い、お年玉など夫婦其々の両親からもらったお金も全てパチスロに。(僕は子供たちそれぞれの口座を作ってそこにお金はある、と聞いていた)
更に加えて、僕は自営業で現金商売をしていることから常日頃から多くの現金を持ち歩くことが多いんですが、僕の財布からお金がなくなることが頻発した時期があって。
妻に聞いても「え?知らんよ」とだけ。財布をリビングに置いておくのをやめて寝室の枕元に置いて寝るようになってからはお金が減らなくなりました。そのお金もパチスロに。
総額にしておおよそ700万円。パチスロに使った時間は3000時間超。700万円の内訳は元々あった貯金250万円、月々余分に渡していて貯金出来ていたであろうお金が50000円×12ヶ月×5年で300万円、僕の財布から抜いたお金が50万円、子供たちの入学祝いなどが100万円。
とにかく事実を整理して問題を正確に捉えることから始めないと。今までも夫婦間で多少はこんなこともあったけど、今回だけはキッチリ把握しないと。という思いで妻と話しつつ、おおよその現実を見つめることが最優先。
妻との話の中にまだ嘘があるのかもしれません。それはもうわからないです。今まで気がつかずに何度となくつかれた嘘。今は妻の言うことを信じることは出来ないけど信じることしか出来ないという状況。
この状況で話すことだから全て本当かもしれない。けど、おおよそ出鱈目かもしれない。少しの嘘が混ざってるかもしれない。まだ隠してることがあるかもしれない。
かもしれないだらけの話を今は信じる、というかそうであると仮定しながら話を進めるしかなくて。
コレが精神的になかなかキツいんです。パートナーがなにかの依存症をもつ方ならわかると思います。
人間関係って基本の基本は「嘘は言わない」ってのがベースにあると思うんです。何を言われても信じることが出来ないってのはストレスです。同時に何を言っても信じてもらえないのもストレスなはず。
あぁ、これは関係が破綻してしまうヤツだな…って正直思いました。僕らの場合はそれが夫婦であり家族なわけで。その関係性の破綻なわけで。
この記事はここまでにして、次はここからどうしていくかの話を書きたいと思います。
約2週間前のことなんだけど、時系列のある話を当時を振り返りながらブログにするのは難しいですね。