パチスロ依存症になりやすい環境

今回の記事ではパチスロ依存症になりやすい環境についての話です。

よく言われるのが、人生で初めてパチスロに行った時のお話です。“あるある”なのが大学生になった時のバイトの先輩、又は就職して職場の先輩に連れられてが圧倒的に多いと思います。

次いで同級生に誘われて、とか親が行ってるのについて行った、とかですかね。

そしてその人生初パチで勝とうもんなら成功体験として脳に刻み込まれるのです。ビギナーズラックとか言ったりしますが、ラックもなにもパチスロなんて10回いけば2.3回は勝てるような仕組みになってます。

そこで「3時間で3万円勝った…時給1万とかマジやばくね?」とかなると依存症に向けての第一歩目を踏み出した形ですね。

おおよその人は負けるんですが、ここで「ものの30分で何千円もなくなるのアホらしい」と思う人と、「なんかジャラジャラ鳴って液晶も好きなキャラ出てて面白かった。なんか次は勝てそうな気がする」と思う人と。

人生初のパチスロはこんな感じでスタートする人が大半だと思います。その後はお金がある時に先輩について行ったりで数回行くうちにパチ屋のルールや作法がわかってきて、やがて1人で行きだします。

妻は僕と知り合う前からパチスロはしていたようで、職場の人や友達と行ってたのかな?

その昔に2人でパチスロに行った記憶がありますが、なんとも性に合わないので僕らは一緒にパチ屋に行くことはありませんでした。

カップルでパチスロしてる人なんて数多く見てきたけど、僕は彼女(当時)と行くのが苦痛でなりませんでした。

あ、ここまで書き進めて自分のことをあまり書いてませんでしたが、僕はパチスロをかなりやり込んだ過去があります。

16歳の頃、友達から誘われてパチスロをするようになり、学生時代は18歳19歳の時は年間300日はパチスロしてるようないわゆる中毒者レベルの人間でした。

そんな僕が彼女とパチスロに行きたくない理由、それは“勝つ事に徹しない”からです。僕はメチャクチャ勝ちに拘ってたので、隣で平然とメダルロスする彼女とか見てられないんです。

僕が20歳くらいの頃は全国的にパチスロブームが巻き起こってて、パチスロ市場は大賑わいでした。市場参加者が多いってことはそれだけお金が回りますから、上手にやれば勝てた時代でした。

まだインターネットもそこまで普及してなくて、情報は雑誌から拾ってました。愛読書は“パチスロ必勝ガイド”でしたね笑

パチスロ必勝ガイドのライターで“ポロリ”さんという方がいて、その人も彼女が隣でスイカ(15枚役)を取りこぼした時にブチギレた、って書いてあった記憶があります笑

15枚役っていうのは円になおすと300円。これをたった1回でも取りこぼすことがブチギレ案件ってのが僕と同じで、下手な知人がパチスロするのを見てられなかったんですよね。

知らない人はバンバン取りこぼしてくれていいんですけどね。それが巡り巡って勝ち組の方に転がってくるんで。

ちょっと話が自分話になっちゃいましたが、なにが言いたいかと言うと、

夫(彼氏)がめっちゃパチスロするひとの妻(彼女)はギャンブル依存症になりやすい

ということです。これはパチスロ依存症について調べてみてわかったことです。妻からしてみても夫である僕がパチスロの話とかするもんだから身近に感じでしまうんですよね。

夫もやるんだし(やってたんだし)自分もいいでしょ、ってことです。

それに加えて専業主婦である妻は十分な時間がある、僕は日中仕事に出てるので誰からも監視監督されていない、毎月給料のような形で自由なお金を渡していた、

という要素も相まってパチスロ依存症になっていったんだと推察できます。これが原因だ!と100%言い切れるものではないけど、このような環境を作ってしまった僕にも過失があったように思えるのです。

僕がパチスロと無縁な人生を歩んでいたら妻は依存症になるほどやっていなかったかもしれません。

僕が自営せずに夫婦共働きしていたらまた違っていたかもしれません。

まぁこのたられば話をしたところでなんの解決にもならないんですが、もし似たような経緯のある夫婦さんや彼氏彼女さんがいるならなにかの参考になれば、と思います。

文中にあるように年間300日とかパチスロやる人だったんで僕も当時はパチスロ依存症だったんだと思います。パチスロで良い台掴んだ時はバイト先に嘘ついて休んでたし。

そんな僕は今はどうかと言うと、別に特別なキッカケはなくスパッとパチスロを辞めて10年間パチ屋に入ってません。

自営をして10年なので自営がキッカケと言えばそうかもしれませんが、自営する少し前から辞めてました。

辞めた理由はめちゃくちゃシンプルで

「勝てないから」

です。正確に言うと勝ちにくくなったから。

パチスロの勝つ負けるをしっかりと知ることで脱パチスロを出来たという話も多く目にしたので、次回は“パチスロの勝ち負け”について実体験をもとに書きたいと思います。

それでは

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