前回の記事にてパチスロで勝つことの簡単さ、単純さについて書きました。
勝つための条件自体はシンプルなのですが、ただそれを確実に実行出来るかどうか、って話です。
パチスロで勝つためのたった2つの条件を知らない人は論外で100%負けます。いわゆる養分です。
条件は知ってるけど理解出来ない、理解しようとしない人も100%負けます。妻はこのタイプ。
条件は知ってる、理解もしてる、でも実行出来ない。。こんな人も多数います。パチスロ依存症の人ってこのタイプが多い気がしてます。
勝ちに徹することが出来ないタイプ。設定判別とか期待値とか知ってるのに、それを追いかけられない人。
数字で判断するべきところを自分の都合の良いように解釈したり、追撃するか撤退するかの判断が甘かったり、高設定を確信しているのに1日中打てない人。
こんな人たちは勝ってる人もいれば負けてる人もいるでしょう。通算で勝ってる人も時給換算してみれば時給300円か…とか、負けてる人も傷が浅く済むので時給−300円なんてこともザラだと思います。
前記事で書きましたがガッツリ負けてる人は時給−2000円とか普通にいきます。月に100時間稼働したら20万円負けです。
時給300円〜時給−300円のレンジで実戦出来る人なら月100時間稼働で3万円の浮き沈みなので小遣いの範囲で遊べるくらいです。
そして昔の僕。18歳、19歳の頃は年間300日行ってて収支手帳を持ち歩き、実戦した日は毎日記録をつけてました。
どの店で、何の機種を、何時間打って、投資がなんぼで、換金がなんぼで、って。
ガチ中のガチか、って思われるかもしれませんが当時の僕らの仲間内ではおおよそ当たり前の感覚で、しっかり勝つ人は絶対に収支手帳をつけてました。
もうその手帳も手元にないので、当時を思い出しながらのザックリした数字ではありますが、年間300日の稼働で300万円くらいは勝ったと記憶してます。勝った月は50-60万円、勝てない月でも10万円はあったし。
300日の稼働と言ってもいつも開店から閉店まで打ってたわけではないので、超ザックリ計算で100日が10時間、200日が5時間でとして計算すると年間2000時間稼働したことになります。
年間2000時間稼働で収支+300万円。
「は?パチスロで300万円勝つとか嘘やろ?」という声が聞こえて来そうですが当時はこれくらいやってる学生なんてゴロゴロいました。パチスロをしない人からしたら嘘つけ!って話なのは重々わかりますが、パチスロを知ってる人には共感してもらえると思います。
ここで時給計算。300万円÷2000時間=1500円。
はい。時給1500円です。西暦2000年の頃の当時の僕らは飲食店やコンビニでのバイトで時給750円〜800円です。
そこと比べると時給1500円はかなり良い数字に見えますが、知人の女の子がスナックで働いて時給2000円〜2500円もらってたし、パチンコ屋のバイトも時給1000円超えてました。
パチスロのガチ稼働での時給が1500円とは言っても店舗の情報収集や移動時間、新台の攻略情報を雑誌から取るのでその雑誌代や勉強時間、、その辺も全部加味したら時給1200円くらいがいいとこだと思います。
と、いうことは、、、
今回の記事のタイトルにしたように、“パチスロで勝つ!勝った!で、なに?”なんです。
だからなに?って話なんです。パチスロのことをひたすら考えて勝ちに徹したとしても時給1200円なんです。勝ったとて、なんです。
普通にアルバイトしたり働いたりすることと大差ない、って話です。
それならバイトして、スキルを身につけたり、社会勉強したり、人間関係を構築したりする方がよっぽど建設的です。
パチスロをガチでやったその先に、パチプロになるとか、ライターになるとかじゃない限りパチスロに費やした時間は無駄になります。
僕の実体験からしてみても、数字とか確率をシビアに考えるクセみたいなモノは残ったけど、他はなんも残ってません。ここにこういう記事を書けることくらいの経験は残ってるか笑
失った時間は大きいです。別に自分の過去を後悔しているとかは全くないんですが、パチスロってそんなものです。
今回の記事はパチスロで勝てるからってそれがなんぼのもんやねんって話をしてみました。
勝ったとて、です。
パチスロ依存症の人に響くものがあるのかどうかわかりませんが、パチスロの勝ち負けについて実体験ベースで語ってみました。
依存症の人からしたら勝ち負けじゃなく、面白いか面白くないか、ハマるかどうかの方がしっくり来るのかもしれません。
次の記事はパチスロの面白さについて書きたいと思います。
先に結論から言うと、パチスロは死ぬほど面白いです。
それでは